松江市立恵曇保育所

　第7回鹿島町民文化祭の発表部門に参加した、くじら組です。
　１０年間お世話になっている、『めだか論語普及会』の皆様から教えていただいた孔子先生の教え【章句】を２章と、かわいい歌声を披露しました。子ども達にとっては人生初！？の大舞台です。前日のステージリハーサルの時は、「なんかドキドキする～」等早くも緊張していましたが、当日は沢山のお客様を前にしても、保護者の皆様の温かな眼差しのもと堂々と章句を素読（そどく）しました。子ども達の元気いっぱいの声を響かせる姿に、観客席で聞いていて感動しました。
　保育所の子どもの年齢では、難しい言葉も出てくる論語ですが、その言葉の根底にある大切な願いや思いをしっかり根付かせているからこそ、本日の姿があったのだと感じます。発表を終え控室に駆け付けると「今日が１番がんばれたよ」「緊張したけど、おっきな声が出たの聞こえた？」と口々に正直な気持ちを言ったり、達成感を味わったり、友達同士で称え合うほほえましい姿があり、またまたそこでもジーンとして涙が込み上げてきました。
　今日の日の自信が、心豊かに過ごす日々の一歩に繋がるだろうと感じる文化祭の発表でした。
　また、文化祭には、全児の描画も展示され、沢山の方に見ていただきました。秋の深まりと共に、創作遊びの幅も広げていく予定ですので、各クラスの取り組みに今後もご期待ください。